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第158回 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術  これからの人材育成 

第158回「人を喜ばせる秘けつ」

【週刊ホテルレストラン2019年01月18日号】
2019年01月18日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉

1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。

 
見習うべきは社員に対する心遣い
 
 前号に続き不死鳥のごとくよみがえった盛岡グランドHの再建請負人K 氏の続編30 回目である。K 氏のすごいところは神出鬼没で真夜中にもかかわらず館内のいろんな部署にひょっこりと現れて社員をねぎらうことである。例えば明日の多忙日に備え宴会場のスタッフが夜中の1 時ころまで働いていると知れば、その時間に合わせたように前触れもなく突然宴会場に現れてお腹空いているよね、何か食べに行こうかと誘い出す。ほかの企業なら今からですかと言うだろうに、盛岡グランドH の社員は実に元気で、その時間帯でも皆行きますと喜んでついていく。

 その日案内されたのはある小さな中華料理店だった。K 氏は好きなものを注文させ、自分も食べ盛りの若い社員に負けず劣らずで、その日はラーメンに餃子にニンニクの茎炒めを頼んでいた。そしてK 氏の見習うべきは決して出された料理は残さない。しかも自分の取り分だけでなく少食の私が残していると、食べないのと言ってそれもすべて平らげ、ラーメンも最後の一滴までも飲み干しこう言う。どんな一流料亭の豪華な食事より、ここのラーメンが一番うまいよとお店の主人を褒めることも忘れない。このように上に立つリーダーが常に現場を見守ってくれるのが何よりうれしかったのである。
 

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