小規模の温泉旅館をさらに増やしながら「OnYadoグループ」としてブランド化を図る
「日本のおもてなし文化の象徴である温泉旅館を元気に。」をミッションに掲げる(株)女将塾は、温泉旅館の運営とコンサルティングを行う会社として事業を展開している。中小・零細企業が中核であることを背景に、生産性が著しく低くなってしまっている旅館業界に向けて、合併、再編、M&Aも視野に入れながら、事業承継や経営者エグジット戦略の解決策について提案を続けている。DX化の推進、バックオフィスの強化を重視することで、日本のおもてなし文化の象徴である温泉旅館を元気にする役割を果たしていくことが女将塾の存在意義となる。2022年 8月 16日にプレオープンの湯田温泉、10月中旬にプレオープン予定の岐阜・中津川温泉の 2軒の宿泊特化型ブランド「お宿 Onn」は、「町とともに生きる宿。」をコンセプトに地域に愛される存在を目指していく。代表取締役の三宅大功氏に、「お宿 Onn」の展開と女将塾が将来に向けて描くビジョンについてインタビューした。
株式会社女将塾
代表取締役 三宅 大功 氏
大学卒業後、リクルートグループ入社。新卒・中途・臨時採用広告の営業に従事。その後、3社の旅館にて取締役を歴任。2004年(株)女将塾を創業し、代表取締役に就任。旅館の運営方針、投資判断、経営全般を担当。過去 30件を超える旅館のコンサルティングや運営に携わり、現在は直営施設 14施設、コンサルティング、運営受託の総指揮を執る。