女将塾の本業はあくまでも温泉旅館「お宿Onn」に関しては2軒で完結させる
----これまで小規模な温泉旅館を運営してきた女将塾だからこそ、それよりも客室数が多い「お宿 Onn」の施設も手掛けることができるという側面はありますか。
2軒の「お宿Onn」は 100室程度の規模なので、一般的に 160室から200室程度が主流の宿泊特化型としてはそこまで大きくない施設と言えます。従ってオペレーションについては、これまで女将塾が経験してきたやり方をそこまで大きく変えることなく対応できると考えています。集客に関してもWEBだけで十分勝負できる規模だと思います。
地方の温泉地はレベニューマネージメントができていないケースがほとんどですが、女将塾の温泉旅館はしっかりとできているので、そのノウハウ活かして湯田温泉でも確実に稼働を獲っていきたいと思います。
女将塾の本業はあくまでも温泉旅館なので、宿泊特化型の「お宿 Onn」に関してはこの 2軒で完結する形とし、今後増やすことはないと基本的には考えています。「温泉旅館を元気にする」とコンセプトをベースに、小規模温泉旅館の運営・コンサルティングに軸足を置きながら、これからも事業展開していきたいと思います。
----中津川、湯田温泉のエリアについて、インバウンドを受け入れるためのポテンシャルをどのように見ていますか。
もともと湯田温泉はインバウンドの比率が低いエリアで、新型コロナウイルスの発生以前も5%以下に過ぎませんでした。
今後は次第に比率を上げていって、最終的には 10%程度まで拡大できればと考えています。
中津川は近隣に歴史のある宿場町である馬籠などの観光スポットがあり、特にヨーロッパ系の外国人に人気のあるエリアです。インバウンド比率は、最終的に 25%程度まで持っていけるのではないかと期待しています。週末に関しては国内のお客さまだけで十分に稼働が獲れるので海外向けの OTAの出品は控え、平日についてはインバウンドを獲っていく形でまわしていくスタイルでコロナ収束後は展開していきたいと思っています。
---- 2軒の「お宿 Onn」が目標としている稼働率とADRを教えてください。
中津川の稼働率は約 75~80%、ADRは約 8000~9000円、湯田温泉の稼働率は 73~78%、ADRは 9000~1万 1000円を想定しています。