好調の日本のホテルマーケットに付加価値のある新たなホテルを提案開発し不動産投資の資産を最大化して還元していきたい
アクス・マネジメント・パートナーズ(所在地:東京都港区)は、特定目的会社7C を通じてIHG ホテル&リゾーツが新たに展開するミッドスケールブランド『ガーナーホテル』を本年2月大阪市内に3ホテル同時開業させた。アジア全域を対象とする不動産投資会社のオーナーとして斬新なアイデアでホテル業界に新風を吹き込むゲイリー・クォック氏。これからのホテル産業や不動産投資についての展望を聞いた。

アクス・マネジメント・パートナーズ
代表取締役
ゲイリー・クォック氏
ゲイリー・クォック氏は、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリテカルサイエンスにて会計・財務の学士号および修士号を取得。アクス・マネジメント・パートナーズ・リミテッド(「アクス・マネジメント」)のCEO 兼マネージング・パートナーであり、同社は不動産を中心に資産クラスを対象とするパンアジアのオルタナティブ投資会社である。これまでゲイリー氏は、クレディ・スイスおよびバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチで上級投資銀行家として活躍し、企業ファイナンス、債券および株式商品、戦略的アドバイザリー、M&A を専門に、業界全体で総額500 億米ドルを超える取引を完結させた。直近では、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのアジア不動産、ホスピタリティ、ゲーミング事業を統括し、著名な企業との数多くのランドマーク的取引を主導し、複数の業界賞を受賞した。また、ゲイリー氏は上場不動産・ホスピタリティ企業の代表取締役およびCEO を含むさまざまな役職を歴任し、グリーンフィールドプロジェクトの戦略立案・建設、資産取得・管理、プロパティ資産の運営を手掛けた。彼のリーダーシップのもと、戦略的ビジョンと企業価値の再定義、運用効率の最大化を目指す変革的なイニシアチブも実行した。 ファイナンス、投資、運営における多様なバックグラウンドを持つゲイリー・クォック氏は、アジアで注目されるホスピタリティ投資家の一人として台頭している。