マーケティング企画会社の㈱レターズ、㈱Napoli、㈱TAKE onは、滋賀県草津市の老舗料亭「双葉館 魚寅楼(そうようかん うおとらろう)」のスピンオフとして、東京・奥渋(松濤)にて期間限定の伝統製氷菓店 「寅の子かき氷 -toranoko shaved ice-」を7月19日オープンした。
双葉館 魚寅楼の6代目でTAKE onに所属する遠藤 瑛氏が発案。登録有形文化財(建造物)指定で家業でもある料亭の世界観を「もっとカジュアルに、もっと楽しんでもらえる形で、和の文化を世界へ伝えたい」として、プロジェクトが始動した。出店にあたり、奥渋(渋谷区松濤)エリアで40業態40店舗の飲食店を展開する㈱渋谷の歩き方の代表取締役 久保木秀直氏が賛同。同社が展開する和&ストリートカルチャーをテーマにした居酒屋「ミチナキミチ」の日中帯を共同で営業している。
“魚寅楼”という伝統のDNAを受け継ぎながらも、 新たな挑戦として始動した本プロジェクトでは、和の文化を“型”から解放するということを目標に、伝統と革新、地域 と都市、食と空間など交差させたという。
滋賀の風土を味わう、和の心をのせた六つの涼
「toranoko」で提供するかき氷は、和の素材と滋賀の風土をテーマに開発された全6種。古くから近江商人が大切にしてきた“地のものを活かす”という思想をベースに、可能な限り滋賀県内の産地にこだわる日本の味が感じられるテイストをそろえた。かき氷と一緒に塩昆布と温かい茶を提供するのも、料亭から着想を得た“お口直し”の文化を表現しているという。
【Menu】
・さつまいもと黒蜜のかき氷
熟成により引き出された自然な甘みのさつまいもに、香ばしくコク深い黒蜜を重ねた、和の甘みが調和する一杯『さつまいもと黒蜜のかき氷』。使用するさつまいもソースには、国産の「紅はるか」を採用。
・みたらしのかき氷
関西の料亭らしい、上品な味わいのバランスで仕立てた『みたらしのかき氷』。使用している醤油は、地元・滋賀で天然醸造された、国産丸大豆を使用した本格醤油。
・近江の抹茶のかき氷
『近江の抹茶のかき氷』は、滋賀の茶畑で育った抹茶を主役に、宇治抹茶とのブレンドを楽しめる一杯。
・黒蜜ときなこのかき氷
芳醇な黒蜜のコクと、香り高いきなこが織りなす、どこか懐かしくも上品な余韻。『黒蜜ときなこのかき氷』は、沖縄産の黒糖で仕上げた濃厚で奥深い甘みの黒蜜と、国産大豆を焙煎したきなこを使用。
・いちごのかき氷
『いちごのかき氷』は、完熟いちごを贅沢に使用し、甘み・酸味・香りのバランスが絶妙な自家製ピューレソースが特徴。
・マンゴーのかき氷
『マンゴーのかき氷』は、“アルフォンソマンゴー”の濃厚な旨みを引き出した特製ソースが主役の逸品。
【施設概要】
店舗名:寅の子かき氷 -toranoko shaved ice-
期間: 2025年7月19日(土)〜8月31日(日)<定休日なし>
営業時間:平日 11時〜16時(LO15:30)
土日祝 11時〜17時(LO16:30)*ミチナキミチのランチ帯で営業
場所:居酒屋「ミチナキミチ」
〒150-0046 東京都渋谷区松濤1丁目4−8 松濤EAST B1F
Instagram: https://www.instagram.com/tsi_toranoko_shaved_ice/