IHGホテルズ&リゾーツ(日本支部・東京都港区)は7月15日、株式会社エフ・イー・ティーシステム(本社・東京都千代田区)と契約締結をし、「ANAホリデイ・イン神戸三田」と「ANAホリデイ・イン鳥栖」の開業計画を発表した。
「ANAホリデイ・イン神戸三田」は現・セレクトンプレミア神戸三田ホテル(兵庫県三田市)をリブランドし全130室の規模。「ANAホリデイ・イン鳥栖」は現・ホテルビアントス(佐賀県鳥栖市)をリブランドするもので全126室の規模。兵庫県三田市、佐賀県鳥栖市ともに初の外資系ホテル進出となり、両ホテルともに2026年の開業を予定する。
IHGホテルズ&リゾーツ 日本・ミクロネシア マネージングディレクター 兼 IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社 CEOのアビジェイ・サンディリア氏は「IHGブランドおよびエンタープライズプラットフォームへの迅速なリブランド転換に対する需要は、日本国内のみならずグローバルでも高まり続けています。2025年第1四半期には、全世界でのホテル開業の約60%、新規契約の約40%がリブランド案件でした」とコメントする。
エフ・イー・ティーシステム社 代表取締役の中村 比呂志氏は「ホリデイ・インは国内外における高い評価と規模感を兼ね備えており、三田や鳥栖を訪れる旅行者の多様化するニーズの受け皿となる最適な選択肢となることでしょう。大規模な改装を経て、来年ANAホリデイ・イン神戸三田とANAホリデイ・イン鳥栖へと生まれ変わり、皆さまをお迎えできることを楽しみにしています」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp