大阪市内で一棟貸し宿「今昔荘」を運営する(株)ファンバウンド(代表取締役:大門拓童)は、空きホステル・テナント・戸建ての不動産を所有するオーナー向けに、高級ワーケーションや高級一棟貸し宿泊事業への参入支援を開始した。2021 年 3月から開始予定の事業再構築補助金の獲得を見据えて、複数の認定支援機関と協業して事業再構築に取り組む不動産賃貸事業者や家主業を営む法人・個人を支援する。
ファンバウンドは「今昔荘」ブランドで大阪市内に客室単価 5 ~ 10 万円/泊の高級一棟貸し宿を複数運営しており、空き家や空きビルをリノベーションすることで高級一棟貸し宿にする業態転換の実績があり、その実績に基づき、事業転換の具体的な事業計画を作成し、その計画を現実化させる。通常2000 ~ 3000 万円の工事費・設備費が初期投資として必要になるが、もし事業再構築補助金が適応された場合、初期投資の 2/3 が補助されることになり、より事業転換がしやすくなる。そのためファンバウンドでは複数の認定支援機関と協業して事業再構築に取り組む不動産賃貸事業者や家主業を営む法人・個人を支援する体制を構築。物件の立地や、既存事業の内容によって、高級ワーケーション/高級宿泊施設として事業化できるかどうか、事業再構築補助金が適応できるかどうか、提携の認定支援機関と共に検討する。
ファンバウンド社が運営する「今昔荘」