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公益社団法人国際観光施設協会編  観光施設メディアラボ 

ホテルの安全・安心21 石材の今と維持管理

【月刊HOTERES 2018年01月号】
2018年01月19日(金)
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公益社団法人 国際観光施設協会 技術委員会 ホテル都市分科会 宮前 行成
鹿島建設株式会社 建築設計本部 品質技術管理統括グループ マネージャー

はじめに
 
 石造りの建築で、すぐに思い浮かぶホテルと言えばフランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテル旧本館(ライト館)でしょうか。大正末期に開業、昭和に活躍した名建築のホテルでした。昭和半ば、時代の要請で建て替え、それに伴い愛知県の明治村に移築、面影の一部が今も残されています(図1)。石造りとは言え、地震国日本では組積造(石積造)では無理があり、主な内外装の材料に石(大谷石)を煉瓦とともに用いた建築でした。開業直後の関東大震災や、昭和の東京大空襲を経て半世紀余り、その間、保ち続けた「 安全・安心」は、石造りの堅牢さと材質感が醸し出す風格あってのことと言って良いでしょう。
 
 さて、今回は石を主題にした安全・安心のお話ですが、石材の選定や工法、維持管理など、安心して石を用いるためのヒントとしてお読みいただければ幸いです。
 

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