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連載45 濱田裕章  小さな会社のブランド構築  新橋六丁目計画 開発準備 

連載45 お茶があってもお茶を感じない

2018年02月02日(金)
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お茶があってもお茶を感じない


 先日京都に視察に行ってきました。お茶のカフェはもちろん、その他のお茶をテーマとした施設を見てきました。やはりお茶屋さんが多いだけに様々な店舗があります。また、ここ数年一年に一度は京都に足を運んでいますが、京都らしい和の趣は守りつつ現代的なスタイルの店構えが増えているように思います。京都府は年々観光客が増加傾向にあり、平成27 年には8748 万人で過去最高とのことです。1 月中旬に訪問したため比較的落ち着いてはいたものの、それでも国内外多くの観光客がおりました。
 
 今回の京都での時間を通して改めて今回の当ホテルの課題がひとつ明確になったと感じています。それは「お茶があってもお茶を感じない」という点です。お茶は日本に古くからあるため、日本文化のひとつでもあり、私たち日本人にとっては自然なことです。例えば旅館にお茶一式が入った茶櫃を見て皆さんどのように感じるでしょうか。私はお茶の要素よりは「日本らしい」「旅館らしい」と感じてしまいます。またその他にお茶の要素があっても目線はお茶に対して改めて意識がいくよりも同じく「日本らしい」と感じてしまいます。アンケートもとっていないので私個人の意見ですが、お茶は日本文化に馴染みすぎており、ご滞在いただいたお客様に改めてお茶の魅力を発見いただくためには相応の仕掛けを用意することが必要であり今回のホテルの課題であると感じました。特に今回はお茶の水にある「茶を食す」をテーマとしたレストランから派生した店舗であり、客室内にもそれなりのお茶の要素が期待されるのではと考えています。しかし客室にお茶を置いた程度ではお茶を感じさせることができません。当ホテルで目指しているひとつの体験として「常にお茶を感じる」というキーワードがありますが、興味をそそり、思わず手に取ってもらう、または何かしらの要素でお茶を感じることがなければ体験としては不十分なのではと思います。
 

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