ENGLISH SPARKLING WINE#2 SIMPSONS’ シンプソンズ CANTERBURY ROSE ROSÉ 2018
“イギリスの庭”が産む自家栽培ピノ・ノワールを贅沢に使用
ロンドン南東に広がる、象徴的な白亜のテロワール(土地)が持つ、絶妙な特徴を反映したブドウ畑を持つワインエステート【SIMPSONS’】。通称「イギリスの庭」と呼ばれるケント州ノースダウンズにあり、自社栽培のピノ・ノワールのみを使用して作られたイングリッシュ・ワインは、数々の受賞歴も持っている。土地に恵まれ、なおかつ作り手の腕前が合致した【SIMPSONS’】は、これから先も高品質で個性的なスパークリングワインを生産し続けるだろう。
SIMPSONS’ シンプソンズ
CANTERBURY ROSE ROSÉ 2018
評価 from青山 敦子氏
「鮮やかな赤系果実が存分に感じられます。イギリスには果実の凝縮度が高いスパークリングワインが多いのですが、まさにそれを体現しています。ターキーなどに添えるラズベリーソースなどとの相性がいいのではないでしょうか。」 評価
from矢田部 匡且氏
「とても艶のあるロゼ、いいピノ・ノワールが使われていると思います。最初はタイトな印象でしたが、時間が経過するとアーモンドやスパイスなども感じられ、幅のある味わいが楽しめます。チューリップグラスでご提供するのも良さそうですね。」
評価 from富滿 勇希氏
「コンポートにしたイチゴのような、甘さを伴った果実の香りが印象的。親しみやすくフルーティーな味わいなので、アフタヌーンティーでイチゴを使ったデザートなどと一緒にお出ししても良いなと思います。特に女性が好むような特徴を持ったスパークリングワインですね。」
評価 from大塚 信秀氏
「バラやラズベリーといった、チャーミングなインプレッションが印象として並ぶのですが、それでいてスパイシーさや力強さもあると個人的に思います。冷やしてアペリティフで出してもいいし、鹿などの肉料理と合わせても十分負けないと思います。」
SIMPSONS’Story
このシングル・ヴィンヤード・キュヴェは、ケント州バーハムにあるシンプソン家のワイナリーで、自社栽培のピノ・ノワールのみを使用して作られている。デキャンタ・ワールド・ワイン・アワーズ等の受賞歴を持ち、世界でイギリスの味と贅沢の真髄を表現している。
ENGLISH SPARKLING WINE#3 RATHFINNY ラスフィニー Classic Cuvée 2016
味わいは野山の赤い果実を彷彿させる、優しくもラブリーな一本
家族経営という、気心の知れた生産者たちが作る【RATHFINNY】。こちらのクラシックキュヴェの特徴は、なんといってもラズベリーやイチゴなど、赤色系の果実がそのまま溶け込んだような鮮やかなカラー。シングルエステートで作られる色も味もラブリーな一本は、フランスシャンパーニュ地方とほぼ同じと言われている、この地方特有である白亜の土壌こそが生み出せるものである。
RATHFINNY ラスフィニー
Classic Cuvée 2016
評価 from青山 敦子氏
「熟した果実味に、ブリオッシュやクルミ等の成熟したフォレーヴァーが重なり魅力的。いろいろなシーンで活躍できる汎用性の高いワイン一本です。」
評価 from矢田部 匡且氏
「りんご、黄桃のコンポートにナッツやキャラメル、そしてコーヒーのような熟成の香りも加わったアロマの層を感じます。ファインダイニングに向くと思います。」
評価 from富滿 勇希氏
「香りにレイヤーがあり味わいのバランスもよいので、ファインダイニングで活躍しそう。キノコのクリームソースペンネなどが合うのではないかと。」
評価 from大塚 信秀氏
「良い意味で “シャンパンぽい ”一本。甘みも酸味も調和していて、料理のどこのタイミングで、どの料理のときに出しても良い働きをしてくれそうです。」
RATHFINNY Story
このイースト・サセックスで造られるイングリッシュ・スパークリングワイン【RATHFINNY】を、著名ワイン評論家でありアナリストのマシュー・ジュークス氏は「ボランジェ型スパークリング」と、かの名門シャンパーニュメゾンを引き合いに出し呼ぶほどの逸品だ。
Tasting Members(左より)矢田部 匡且氏(東京エディション虎ノ門/ヘッドソムリエ)青山 敦子氏((株)アカデミー・デュ・ヴァン講師/ WSET Diploma)大塚 信秀氏(フォーシーズンズホテル丸の内 東京/ヘッドソムリエ)富滿 勇希氏(コンラッド東京/料理飲料部 ソムリエ)