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公益財団法人 京都文化交流コンベンションビューロー

平成27年6月外国人客宿泊状況調査発表、外国人利用割合5カ月連続30%超え

2015年07月31日(金)
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公益財団法人京都文化交流コンベンションビューローは7月31日、平成27年6月の外国人客宿泊状況調査をまとめ、発表した。
 
【調査結果のポイント】
(1)6 月のポイント
〈京都市〉
〇稼働率が 5カ月連続前年超え。
〇外国人利用割合は好調を維持し、6 カ月連続前年超え、5 カ月連続 30%越え
を記録。
○中国が前年比 240.5%と大きく伸び、利用部屋数において春節の 2 月や桜の 4月を上回り、今年最高の数値を記録。
○韓国は前年比 181.3%、前月比でも 133.9%と増加し、中東呼吸器症候群(MERS)によるマイナス影響は限定的。
〇逆に、MERS 感染拡大に伴い、旅行先を韓国から日本に変更する動きが訪日を後押ししており、京都観光にもプラスに寄与。
 
〈訪日数(日本)〉 JNTO 日本政府観光局統計より
〇6 月の訪日は、前年比 151.8%の 160 万 2 千人で、6 月として過去最高。
〇中国、アメリカ、台湾、香港が単月として過去最高を記録したほか、インドネシア、イギリス、ロシアを除く 17 市場が 6 月としての過去最高を記録。アメリカは初の単月 10 万人超え。
〇継続的な訪日プロモーションの展開に加え、円安、航空路線拡大、クルーズ船の寄港大幅増加、訪日ビザ免除、免税制度などが増加の要因。
 
(2)2015 年(1-6 月累計)のポイント
〈京都市〉
〇上半期の累計は、外国人の利用客室数が前年比 125.3%、利用割合でも前年を5.6 ポイント上回る 34.2%に達するなどインバウンドは好調に推移。
○構成比は、台湾(18.1%)、中国(17.7%)、アメリカ(14.9%)、オーストラリア(5.8%)、イギリス(3.8%)、フランス(3.8%)の順。
〇伸びが高いのは、中国(前年比 226.6%)、トルコ(同 210.7%)、サウジアラビア(同 201.2%)、ベトナム(同 184.6%)、韓国(同 152.3%)など。
〇中国は昨年の 2 倍を超え、構成比で従来トップの台湾に迫る勢い。
 
〈訪日数(日本)〉 JNTO 日本政府観光局統計より
○上半期の累計は、前年比 146.0%(288 万人増)の 914 万人。
○構成比は、中国(23.8%)、韓国(19.9%)、台湾(19.6%)、香港(7.6%)、アメリカ(5.5%)の順。
〇伸びが高いのは、中国(前年比 216.3%)、香港(同 164.2%)、ベトナム(同158.3%)、フィリピン(同 150.8%)、韓国(同 142.6%)など。

【調査のあらまし】
(市内の主なホテルに集計を依頼し、外国人宿泊客に関する集計数値を基に推計)
(1)調査時 期:平成 27 年 6 月 1 日~6 月 30 日
(2)回 答 数:25 施設 客室数 7,617 室
※市内ホテル客室数の約 4 割をカバー (新規開業、改装等により客
室数は各月若干変動する場合あり )
(3)外国人の定義:日本国籍以外のパスポートを有する人
※ビジネス、観光を問わない

 

公益財団法人 京都文化交流コンベンションビューロー
http://hellokcb.or.jp/

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