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最終回 佐藤 裕久  『それでもなお一杯のカフェの力を信じますか?』

最終回『そして私たちの目指す未来は・・・』

【週刊ホテルレストラン2018年07月20日号】
2018年07月20日(金)
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佐藤 裕久
Hirohisa Sato 
Profile 京都市上京区生まれ。神戸市外国語大学英米語学科中退、アパレル会社で出店計画事業などに従事後、1991年有限会社バルニバービ総合研究所設立、代表取締役に就任。98 年㈱バルニバービに組織変更。現在、東京・大阪をはじめ全国に81 店舗(2018 年5 月末時点)のレストラン・カフェやスイーツショップを展開。著書に『一杯のカフェの力を信じますか?』(河出書房新社)、『日本一カフェで街を変える男』(グラフ社)がある

 
 連載の第19 回で取り上げた『南禅寺参道・菊水』の改装されたテラス、いよいよ明日の開店を控え、お客さまを迎える前に静寂の庭先にたたずみ僕は緊張と期待と不安のえも言われぬ心持ちの中、この原稿を書いています。
 
 青春の一時期毎日通った通学途中にあるこの地に、この思いと、このスタンスでいる自分など40 年前の自分は想像すらしていませんでした。ひたすら生きる目標を見出そうと、将来の自分を見つけようともがいた青春の蹉跌…そんな時間でした。19 歳で生家を出てたどたどしい歩みで始めた一人暮らし、大学を中退し社会に出て33 年、飲食業に出会い23 年、僕は何を得、何を失ったのだろうか? この5 月に2 号店である南船場ガーブの20 周年パーティーが行なわれました。700 名弱のお客さまにお越しいただき、うれしさのあまり飲めもしない酒をあおり、昨日のことのように思い出される記憶の数々にふけりました。1 号店を開いて間もない1996 年、来客3 名だったランチタイムのあの日、1 日の売り上げが2 万円だったあの日、不安と自信、弱気と強気、それでもどんなときでも誰かの意見に従うことだけはしなかった。多くの方々の声に耳を傾け、そして最後は覚悟し自らで決断する。誰かのせいではなく。自らの意思で決断。

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