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「酒のSP」 

この6 年で生産量が4 倍に世界が注目するメスカルセミナー開催

【週刊ホテルレストラン2018年10月19日号】
2018年10月17日(水)
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原料マゲイ(アガベ)の多様性
伝統製法を重視したメキシコの伝統酒
 
 メキシコ大使館商務部PROMEXICOは9 月19 日、メキシコ大使館で同国の蒸留酒「メスカル」をテーマにした試飲セミナーを開催した。
 
 メスカルはメキシコの飲み物のルーツとも言われている一つで、テキーラを含むリュウゼツラン科の植物を原料とした蒸留酒の名称。メスカルの中で原産地や原料などを限定的にしたのがテキーラであり、そうでないいわゆる“メキシコの酒”と位置づけられるのがメスカルだ。
 
 マゲイもしくはアガベと呼ぶリュウゼツランの総称を原料とするメスカルは、87% はオアハカ州で生産しているが、九つの州、963 の市で造られている。メソアメリカ(メキシコや中央アメリカ北西部の地域)でマゲイは1 万年前から使われてきたと言われており、アメリカ大陸には200 種類、メキシコにはその75% ほどのおよそ150 種類が、そしてオアハカ州には37 種類が生息している。メスカルには自生するマゲイを原料としてその球茎を蒸して粉砕し、発酵、蒸留というプロセスは本質的にはテキーラと同じだ。
 
 この中で伝統製法があり、木桶や銅窯を使うハンドメイド、規模の大きな工業的なものが存在する一方、熟成の度合いによっても味わいが異なる。熟成を施さないブランコから3 ~12 カ月の樽熟成をしたレポサド、12 カ月以上の樽熟成をしたアネホ、そしてグサーノ(リュウゼツランに住むボクトウガの幼虫)を入れたものなど、種類がさまざまに存在する。そのメスカルの生産量は2011年から17 年の6 年間で98 万ℓから398 万ℓと4 倍に成長、世界60 カ国に201 ブランドが輸出されている。日本でも25種類以上が販売されており、メスカルのラインアップを強化するバーやメスカルを置くレストランも増えているという。メスカルを味わえば、テキーラが相当に洗練された飲み物であると認識できるのも確かかもしれない。それほど多種多様な個性が好まれて、ニューヨークやロンドンのカクテルシーンでは数年前から注目度が高まったスピリッツの存在にも、目を離さずにおきたい。

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