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連載28 SHOKO GRAVITY 真の国際化を問う 

連載28 GAIJIN が怖い?

【週刊ホテルレストラン2018年12月21日号】
2018年12月21日(金)
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 日常の簡単な英語は、「Hi!」「Bye!」「Thank you!」「Sorry!」。その簡単な言葉を発するときにも、顔(目)や全身からかもしだされる動きは、相手に対して、今の気持ちを伝える大切な付加価値となります。質問されて意味が分からないとき、しぐさと表情で伝えられるはず。
 
 フードマーケットのイートインで日本とアメリカを比べてみました。所見は、自分の経験からです。同じケースで(前提条件を整え)検証です。まず、アメリカNY でのイートイン。食べ物を購入して、イートインの席を探すと満席状態。ひとつのテーブルにソファー席と対面にイス席の2 名分のところで、あるご夫婦がふたつのテーブルをくっつけて、ふたりともソファー席に座っています。つまり、向いのイスは2 人分ムダになっているわけです。
 
 わたくしは近づいていき、「ひとつのテーブルを使っても構わないか?」とたずねました。
 
 そのご夫婦は気持ちよく、「どうぞ」と席を譲りました。もしかすると、腰が痛くて、ソファーのほうがいいかもしれないので「もし、ソファーのほうが良ければ、ほかが空くのをわたくしは待ちますよ」と念のためにたずねます。その場合は、自分たちはソファー席でそのままの場所を希望し、同じテーブルでの相席を先方から提案してくることでしょう。
 
 さて、日本でのイートイン。同じ条件で、わたくしは同じように話しかけ、提案も同じようにしました。すると、日本人ご夫婦は同じ対応をしてくれました。そのとき一緒にいた日本人のともだちは、もう少し時間をずらして後にしましょう。と奥ゆかしいのです。その理由をたずねてみました。すると、日本人の場合は、相手が嫌な雰囲気になるのではないか…と考えてしまい、また、知らない人に突然話しかけることは、気が引けるのだそうです。つまり、日本人同士でコミュニケーションをとることさえも、困難な状況にあるのだと気づかされました。
 
 これでは、外国人とのコミュニケーションは、うわべだけにすぎない愚かなものになってしまうのは、明確です。おもてなしの心。とても遠いものに感じます。すぐそこの目の前で出会った人々とのコミュニケーションが、できていないのです。まずはそこからチャレンジしていけば、Gaijin との自然なコミュニケーションがうまくいくようになるはず。日本文化が好きで話しかけてくる異国の人々を、心から歓迎して助けてあげてください。

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