名古屋鉄道株式会社(本社・愛知県名古屋市)は5月26日、名古屋市中村区にて着手する名古屋駅地区再開発計画において、ホテル運営委託に関しハイアット ホテルズ コーポレーション(本社・米国イリノイ州)と合意したことを発表した。
名古屋市中村区名駅1丁目2番他の名古屋駅至近の立地に位置し、地下2階・地上31階建てで南街区のホテル部分は1階、11~12階、25~29階に構え、2034年度の開業を見込む。
ブランドはハイアットの最高級ライフスタイルブランドの「アンダーズ」を冠した「アンダーズ 名古屋」として展開し、同ブランドは中部圏では初出店となる。
全150室の客室は50㎡の広さを有し、付帯施設はレストラン、ルーフトップバー、ラウンジ、宴会場、会議室、フィットネス、屋内プール、スパなどを備える。
名古屋鉄道 取締役社長の髙﨑 裕樹氏は「新しい価値を創発するライフスタイルラグジュアリーホテルが、名古屋の魅力を国内外に発信し、名駅エリアの活性化、国際都市名古屋の発展に貢献できるものと信じています。国内外から訪れる皆さまが、名古屋の粋を感じられる象徴的な場所となるよう計画を進めてまいります」と述べる。
日本ハイアット株式会社 代表取締役の坂村 政彦氏は「名古屋鉄道とハイアットは今回が初めての契約であり、同社の大切な計画にハイアットを選んでいただき大変光栄に思います。ワールド オブ ハイアット会員をはじめとする世界中のお客様へ、『アンダーズ 名古屋』を紹介できる日を心待ちにしています」とコメントする。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp