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第323回 北村剛史  新しい視点「ホテルの価値」向上理論  ホテルのシステム思考 

第323回 『「シャワーブース」と「大浴場」』

【週刊ホテルレストラン2018年09月14日号】
2018年09月10日(月)
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北村剛史
Takeshi Kitamura
㈱ホテル格付研究所 代表取締役所長
一般社団法人観光品質認証協会 統括理事
㈱日本ホテルアプレイザル 取締役
不動産鑑定士、MAI (米国不動産鑑定士)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、CRE(米国不動産カウンセラー)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である㈱日本ホテルアプレイザルの取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究活動に従事

 
 昨今、ビジネスホテルを中心に「バスタブ」を排除し、「シャワーブース」に切り替えるホテルが見られるようになりました。今回は、このシャワーブースに関する調査に加え、新たに調査しました大浴場がある場合の効果を含め、これまでの浴室に関する調査結果を整理してみたいと思います。
 
 ビジネスユースや観光レジャーユース等の利用目的に関係なく、「バスタブよりシャワーブースがあればよいと思うか」否かについて、「強くそう思う」、「そう思う」、「どちらでもない」、「そう思わない」、「まったくそう思わない」の5 段階に分けて調査(1000名に対するインターネットアンケート調査)した結果、「シャワーブース」に対する評価は、年齢層や男女別で差異が見られました。まず「強く思う」人と「そう思う」人、つまり肯定派と、「どちらでもない」という中立の人、また「そう思わない」人と「まったくそう思わない」人、つまり否定派のそれぞれを男女年齢別で再度確認しますと、否定派が肯定派を上回っているのは60代男性層のみであり、総じて肯定派が否定派を上回っていました。特に20 代から30 代の男性でその傾向が顕著に見られます。また男性では、年齢が上昇するほど否定派が多くなりますが、女性では年齢が上昇するにつれ、肯定派が若干増えるという結果でした。

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