同店のオールスターが揃う“燦々コース”。蕎麦前メニュー3点にはじまり、ばくだんやサラダ、おでんの盛り合わせ、さらにメインは複数のラインナップから選べ、〆蕎麦に甘味まで揃う。これだけの品数で5,500円と、宴会やギャザリングに嬉しい内容だ
㈱グリップセカンドが、「ニュウマン高輪LUFTBAUM」28Fに、新業態・「〆蕎麦 燦々(しめそば さんさん / Soba SUN SUN)」をオープンした。店名の‟燦々“には、蕎麦屋の未来が燦々と輝く場所となり、新しい“蕎麦の楽しみ方”との出会いの場となってほしいという願いが込められている。感度の高い女性たちから圧倒的な支持を得ている同社が今回提案するのは、“蕎麦で〆る”という日本の粋な食文化を現代的に昇華させた‟新しい蕎麦スタイル“だ。
まずは主役である蕎麦だが、全国から選りすぐった蕎麦粉を石臼挽きし、自家製の十割蕎麦として提供している。オープン時は北海道産の蕎麦粉を中心に使用するそうだが、今後は季節ごとに最適な産地を見極めて仕入れていく予定だ。次に、蕎麦に負けじと出汁にもこだわり、鰹節・椎茸・あご・昆布・いわしを絶妙にブレンドし、蕎麦の香りを引き立てる工夫を凝らした。
また、“蕎麦と酒のある時間”を自分らしいスタイルで楽しめるよう、ドリンクには日本酒・焼酎・ホッピーなどの和酒に加え、ナチュラルワインも揃えている。こんな風に自由なペアリングが楽しめるのも、同社が常々提唱しているエレガントカジュアルのカルチャーが反映されているからだろう。
シグネチャーメニューである‟十割蕎麦の大せいろ“は、1合から5合まで量を選ぶことができる。つけダレは、‟担々、カレー、鴨南蛮”の温かいものと、‟胡麻、旨味玉子、つけ汁“の冷たいものの6種が用意されており、自分好みに組み合わせるもよし、シェアするもよし、多種多様に楽しめる
同店を訪れる楽しみは蕎麦だけではない。‟肉どうふ“やカウンター席の中に常設されたおでんなど、さまざまな料理が用意されている“蕎麦前”メニューも魅力的だ。これらは〆の蕎麦の前はもちろん、ちょい飲みや1.5次会的な場面での来店もウェルカムだといい、さまざまなシーンで楽しめる点も嬉しい。
さらに、‟鶏ももレバー砂肝 親子とじ“や‟豚ロース カツとじ“といった“名物”メニューもあり、ガッツリ食べたいお客さまのお腹も満足させるラインナップとなっている。また、同店の代表的な料理を集めた‟燦々コース“や、メインの鍋を‟津軽鶏酒鍋”、‟鴨クレソンしゃぶしゃぶ“、‟山形豚九条ネギしゃぶしゃぶ”の3つから選べる鍋コースなど、コース設計にも同社らしさが光る。その他、単品とコースが用意されているランチタイムや、‟蕎麦屋甘味“を楽しめるカフェタイムなど、オープンからクローズまで時間帯ごとに違った表情を楽しめるのも嬉しいところだ。
ちなみに「ニュウマン高輪LUFTBAUM」の28Fエリアは、都心上空150mに広がる庭園‟翠の庭“、立体壁面緑化が施された‟深碧の間”、人と植物の共生空間である‟金糸雀の庵“などを備え、至るところに植栽が施されたことでも話題だ。同店もまた、グリーンに囲まれた設えとなっており、通路側の席では植物の息吹を感じながら食事を楽しめる。さらに、窓側の席からは天候が良ければ富士山と東京の街並みを一望でき、ディナータイムには夜景も堪能できるなど、席選びの段階から遊びの楽しみがある点も同社らしい。
高輪エリアは、東京有数の高級住宅街でありながら、周辺にはオフィス街や学校群も集まる、多様な市場が交差するロケーションだ。その地で、‟シーンメーカー“のリーディングカンパニーがネオ蕎麦文化で何を創り出すのか、とても楽しみだ。
「〆蕎麦 燦々」
https://shimesoba-sunsun.com/








担当:毛利愼 ✉mohri@ohtapub.co.jp