「Atrevío」を代表する料理の数々。加えて、その日の仕入れ次第で定番に加え、メニューにはない一品をスタッフが提案することもあり、そうした偶然に導かれて出会う‟美味しさ”も、同店を訪れる楽しみのひとつだ
‟Find Your Spain“をコンセプトにしたレストラン、「Atrevío(アトレヴィオ)」が麻布十番に誕生した。同店は、スペインの高級ハモンを中心に、スペインの食文化をくつろぎの時間とともに提供する、日本にこれまでなかった‟ハモンリア(※ハモン専門店)”だ。
シェフのミゲル・パルド氏。同店開業にあたり、スペインの郷土料理を基盤としながら、日本の良さと融合させて表現していきたいといい、さらには、「お客さまには、ただ食事をするだけでなく、食べて、飲んで、楽しんで、ゆっくりとリラックスして過ごしていただけたら嬉しいです」と語った
同店で提供されるのは、スペインハモンのトップブランド‟カンポフォリオ“の無添加ハモンイベリコだ。48ヶ月以上熟成させた最高峰‟イベリコ ベジョータ100“、36ヶ月以上熟成の‟イベリコ ベジョータ50“といった希少なものから、‟ハモン セラーノ 熟成期間12ヶ月以上“といったカジュアルなものまでラインナップしている。さらに、‟セラーノ、イベリコ、イベリコ ベジョータ“3種を食べ比べられるセットも提供している。
加えて、スペインスタイルのピザ‟コカデシータ“、ハモンの旨味を閉じ込めたベシャメルソースを使った‟ハモン クロケッタス“、和牛とハモンを融合させたオリジナル料理‟Atrevíoミートボール“など、ハモンの素材としてのポテンシャルにミゲル氏の感性と趣向を凝らした料理も揃う。いずれも実に美味であり、中でもシグネチャーメニューの‟トリュフ パエリア“は必食の一品だ。
同店の魅力はCAVAやスペイン産ワインのセレクトにもある。店長兼ソムリエの新井氏がハモンとのペアリングを多彩に楽しめるよう、個性豊かにラインナップを揃えている。さらに、日本では珍しいスペイン産のビールもオンリストされており、気分や気候、シチュエーションに応じて自分らしい過ごし方で味わえる
店内はカウンター席やソファ席を備え、カジュアルな会食やデート、ギャザリングなどにも適したアットホームな雰囲気だ。ルールを守れば愛犬と共に食事を楽しむこともできる。さらに、ハモンやスペイン風平焼きパンのコカを使ったサンドイッチなど、テイクアウト商品も充実しており、シチュエーションに合わせてスペイン料理を楽しめる点も魅力だ。
今回、‟東京の中のスペイン“をプレミアムレストランとして表現したのは、世界的食品会社「Sigma Alimentos(本社:メキシコ・サンペドロ)」だ。同店は同社初のレストラン事業であり、Sigma Food Japan(同)代表及び‟Atrevío ”ブランドプロデューサーのジェンセン蟹瀬 レナ氏がプロデュースを、外食カルチャーを牽引するエポックメーカー、井上盛夫氏率いるソルト・コンソーシアム㈱が運営を手掛けている。店舗名「Atrevío」には、‟恐れずに前へ進む”、‟新しいことに踏み出す勇気“、‟新たな挑戦を楽しむ”といった意味が込められているという。今後の店舗展開を視野に入れる同ブランドが、どのように挑戦を重ねていくのか。とても楽しみだ。
「Atrevío」
https://www.instagram.com/Atrevío_jp/




担当:毛利愼 ✉mohri@ohtapub.co.jp