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毛利愼の外食エンターテインメントVol.162

品川プリンスホテルの天空で楽しむ、和のアフタヌーンティー“おこたであったか 餡くらべ”

2025年12月03日(水)
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 品川プリンスホテルが今年も、‟和のアフタヌーンティー“を提供する(2025年12月1日~14日。26年1月7日~3月31日) 。昨年展開した‟おこたであったか あんフォンデュ”が、同ホテルメインタワー38Fの和食レストラン「味街道 五十三次」史上最大の反響を得たことから、本年は複数のあんこを食べ比べできる‟おこたであったか 餡くらべ”を提供する。今年もメニュー監修は日本あんこ協会が行なった。

‟おこたであったか 餡くらべ”は、スタンダードプランが餡3種、アップグレードプランが餡8種のラインナップになっている。2024年12月にメインタワー開業30周年を迎えた同ホテルでは、“Fun Goes on!”のコンセプトのもと、本アフタヌーンティーのようなエンターテインメント性の高いコンテンツで、プリンスホテルのファンベースをさらに広げていきたいという
‟おこたであったか 餡くらべ”は、スタンダードプランが餡3種、アップグレードプランが餡8種のラインナップになっている。2024年12月にメインタワー開業30周年を迎えた同ホテルでは、“Fun Goes on!”のコンセプトのもと、本アフタヌーンティーのようなエンターテインメント性の高いコンテンツで、プリンスホテルのファンベースをさらに広げていきたいという

 第2弾となる今年は、日本あんこ協会が提唱する“あんことは、食材を煮詰めて練ったペースト状のもの”という定義に着目。あんこの魅力を多面的に表現するため、同ホテル料飲部門和食料理長の板倉宏氏が、日本あんこ協会と共に試作を重ね、8種の餡をクリエイトした。同プランでは、これらの餡を食べ比べる体験に加え、だんごやもなか、フルーツ大福、わらびもち、おはぎの天婦羅、栗のお汁粉などの季節限定スイーツ、一口サイズの和惣菜や季節の小鉢などのセイボリーとのマリアージュも楽しめる。プランには日本茶やはちみつ紅茶、コーヒーなどのソフトドリンクのフリーフローも含まれるが、あんこはアルコールとの相性もよく、シャンパンやワインなど(※別料金)と合わせるお客さまもいるという。

‟比べて、くらぶ、8種の餡”。定番の粒あん、こしあん、白あんに加え、笠間の栗を使ったものや、昨今世界的に人気のピスタチオのあん、さらにパティシエもメニュー開発に参加したいちごみるくあんなど、さまざまな味わいのあんこが楽しめる。もなかやマシュマロ、セイボリーと組み合わせて、自分だけの“Myあんこ”を探すのも一興だ
‟比べて、くらぶ、8種の餡”。定番の粒あん、こしあん、白あんに加え、笠間の栗を使ったものや、昨今世界的に人気のピスタチオのあん、さらにパティシエもメニュー開発に参加したいちごみるくあんなど、さまざまな味わいのあんこが楽しめる。もなかやマシュマロ、セイボリーと組み合わせて、自分だけの“Myあんこ”を探すのも一興だ

 さらに、昨年予約困難なほど人気を博した天空でこたつに入りながらアフタヌーンティーを楽しめる“おこた特別席”は、本年は一日3組(※朝・夕・晩)に枠を広げ、窓越しに広がる冬の絶景と共に、都心にいながらにして非日常なひとときを過ごせるようにした。

 本年もリーフレットに、あんこへの探求を深めてもらえる工夫を加えた、日本あんこ協会監修による‟なぜ?なに?QankoA“を展開。同Q&Aで独自の認定条件を満たしたお客さまには、あんこへの愛と情熱を称え、‟品プリあんバサダー”認定証を贈呈する。昨今は甘党男子も増えており、昨年は男性のおひとりさまやグループでの来店も多かったことから、本年もさまざまなシチュエーションでのお客さまをお出迎えしたいとしている。加えて、インバウンドのお客さまにも積極的に訴求し、品川から世界へあんこ、そして日本の食文化の魅力を発信していく。

 同プランは、あんこという“素材”に特化した‟和のアフタヌーンティー“を体験できる、特別感の高い取り組みだ。今年も予約困難が予想されるが、素材を主役にした特化型アフタヌーンティーの魅力を、ぜひ体験してみてほしい。
 
「品川プリンスホテル “おこたであったか 餡くらべ”」
 https://www.princehotels.co.jp/shinagawa/plan/53/afternoontea_ankurabe/

スイーツプレートは、写真後方が時計回りに、もなか、わらびもち きなこ、だんご、いちご、マシュマロ。写真手前には、塩バターどら焼き、栗のお汁粉、栗あんのモンブランタルト、フルーツ大福、ショコラ羊羹、おはぎの天婦羅が並ぶ。フルーツ大福の中身は、12月~1月がマスカット、2月~3月がいちごで提供される
スイーツプレートは、写真後方が時計回りに、もなか、わらびもち きなこ、だんご、いちご、マシュマロ。写真手前には、塩バターどら焼き、栗のお汁粉、栗あんのモンブランタルト、フルーツ大福、ショコラ羊羹、おはぎの天婦羅が並ぶ。フルーツ大福の中身は、12月~1月がマスカット、2月~3月がいちごで提供される
セイボリーとして提供されるお食事は、写真左から、小さな小豆茶碗蒸し、黒米の小さなおいなりさん、稚あわびの小豆煮、和牛炙り焼き 西京味噌ソース、法蓮草と赤えんどう豆のお浸しで構成される。あずきや赤えんどう豆の個性を生かし、さまざまな和食の技法で調理されている。ちなみに、料理長のおススメは和牛と粒あんのマリアージュだ
セイボリーとして提供されるお食事は、写真左から、小さな小豆茶碗蒸し、黒米の小さなおいなりさん、稚あわびの小豆煮、和牛炙り焼き 西京味噌ソース、法蓮草と赤えんどう豆のお浸しで構成される。あずきや赤えんどう豆の個性を生かし、さまざまな和食の技法で調理されている。ちなみに、料理長のおススメは和牛と粒あんのマリアージュだ
セットには卓上のミニ火鉢が用意されており、だんごやマシュマロなどを炙ることができる。どら焼きやおはぎの天婦羅を炙るのも美味しい。ちなみに、おはぎの天婦羅は昨年非常に人気が高かったことから、現在では「味街道 五十三次」のコースでも、デザートとして提供されている
セットには卓上のミニ火鉢が用意されており、だんごやマシュマロなどを炙ることができる。どら焼きやおはぎの天婦羅を炙るのも美味しい。ちなみに、おはぎの天婦羅は昨年非常に人気が高かったことから、現在では「味街道 五十三次」のコースでも、デザートとして提供されている
炙っただんごに、いちごみるく、ピスタチオ、粒あん、こしあんの4種を乗せる。このようにさまざまなあんこを組み合わせた味わいを楽しめるのも、“おこたであったか 餡くらべ”ならではだ
炙っただんごに、いちごみるく、ピスタチオ、粒あん、こしあんの4種を乗せる。このようにさまざまなあんこを組み合わせた味わいを楽しめるのも、“おこたであったか 餡くらべ”ならではだ
ハートマークがほどこされたもなかの皮には、バターが忍ばせてある。数種のあんこを組み合わせてもよし、いちごとあんこで“いちご大福ならぬ、いちごもなか”にするもよし、多種多様に遊びながら楽しめる点も嬉しい
ハートマークがほどこされたもなかの皮には、バターが忍ばせてある。数種のあんこを組み合わせてもよし、いちごとあんこで“いちご大福ならぬ、いちごもなか”にするもよし、多種多様に遊びながら楽しめる点も嬉しい
チョコレートを餡に使った“ショコラ羊羹”。ブラインドで食べたら、チョコレート専門店のトリュフと間違えるお客さまもいるほどの逸品だ。近年はカップルやご夫婦で来店されるお客さまも増えており、バレンタインデーを“和のアフタヌーンティー”で彩るのもおススメだ
チョコレートを餡に使った“ショコラ羊羹”。ブラインドで食べたら、チョコレート専門店のトリュフと間違えるお客さまもいるほどの逸品だ。近年はカップルやご夫婦で来店されるお客さまも増えており、バレンタインデーを“和のアフタヌーンティー”で彩るのもおススメだ
スタンダードプランでは、粒あんまたはこしあんの1種、白あんに、写真にある5種の餡からお好みの1種を選んでリクエストできる
スタンダードプランでは、粒あんまたはこしあんの1種、白あんに、写真にある5種の餡からお好みの1種を選んでリクエストできる
冬の日本の和の心を象徴するものとして選ばれた‟こたつ“。品川という都会にありながら、高層階からの絶景を眺めつつ、こたつの温もりと和のアフタヌーンティーの美味しさを同時に楽しめる特別な体験だ
冬の日本の和の心を象徴するものとして選ばれた‟こたつ“。品川という都会にありながら、高層階からの絶景を眺めつつ、こたつの温もりと和のアフタヌーンティーの美味しさを同時に楽しめる特別な体験だ

取材・執筆 毛利愼 ✉mohri@ohtapub.co.jp

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