品川プリンスホテルが今年も、‟和のアフタヌーンティー“を提供する(2025年12月1日~14日。26年1月7日~3月31日) 。昨年展開した‟おこたであったか あんフォンデュ”が、同ホテルメインタワー38Fの和食レストラン「味街道 五十三次」史上最大の反響を得たことから、本年は複数のあんこを食べ比べできる‟おこたであったか 餡くらべ”を提供する。今年もメニュー監修は日本あんこ協会が行なった。
‟おこたであったか 餡くらべ”は、スタンダードプランが餡3種、アップグレードプランが餡8種のラインナップになっている。2024年12月にメインタワー開業30周年を迎えた同ホテルでは、“Fun Goes on!”のコンセプトのもと、本アフタヌーンティーのようなエンターテインメント性の高いコンテンツで、プリンスホテルのファンベースをさらに広げていきたいという
第2弾となる今年は、日本あんこ協会が提唱する“あんことは、食材を煮詰めて練ったペースト状のもの”という定義に着目。あんこの魅力を多面的に表現するため、同ホテル料飲部門和食料理長の板倉宏氏が、日本あんこ協会と共に試作を重ね、8種の餡をクリエイトした。同プランでは、これらの餡を食べ比べる体験に加え、だんごやもなか、フルーツ大福、わらびもち、おはぎの天婦羅、栗のお汁粉などの季節限定スイーツ、一口サイズの和惣菜や季節の小鉢などのセイボリーとのマリアージュも楽しめる。プランには日本茶やはちみつ紅茶、コーヒーなどのソフトドリンクのフリーフローも含まれるが、あんこはアルコールとの相性もよく、シャンパンやワインなど(※別料金)と合わせるお客さまもいるという。
‟比べて、くらぶ、8種の餡”。定番の粒あん、こしあん、白あんに加え、笠間の栗を使ったものや、昨今世界的に人気のピスタチオのあん、さらにパティシエもメニュー開発に参加したいちごみるくあんなど、さまざまな味わいのあんこが楽しめる。もなかやマシュマロ、セイボリーと組み合わせて、自分だけの“Myあんこ”を探すのも一興だ
さらに、昨年予約困難なほど人気を博した天空でこたつに入りながらアフタヌーンティーを楽しめる“おこた特別席”は、本年は一日3組(※朝・夕・晩)に枠を広げ、窓越しに広がる冬の絶景と共に、都心にいながらにして非日常なひとときを過ごせるようにした。
本年もリーフレットに、あんこへの探求を深めてもらえる工夫を加えた、日本あんこ協会監修による‟なぜ?なに?QankoA“を展開。同Q&Aで独自の認定条件を満たしたお客さまには、あんこへの愛と情熱を称え、‟品プリあんバサダー”認定証を贈呈する。昨今は甘党男子も増えており、昨年は男性のおひとりさまやグループでの来店も多かったことから、本年もさまざまなシチュエーションでのお客さまをお出迎えしたいとしている。加えて、インバウンドのお客さまにも積極的に訴求し、品川から世界へあんこ、そして日本の食文化の魅力を発信していく。
同プランは、あんこという“素材”に特化した‟和のアフタヌーンティー“を体験できる、特別感の高い取り組みだ。今年も予約困難が予想されるが、素材を主役にした特化型アフタヌーンティーの魅力を、ぜひ体験してみてほしい。
「品川プリンスホテル “おこたであったか 餡くらべ”」
https://www.princehotels.co.jp/shinagawa/plan/53/afternoontea_ankurabe/








取材・執筆 毛利愼 ✉mohri@ohtapub.co.jp




