「opaline(オパラン)」は、元「メゾン ポール・ボキューズ」料理長の入砂俊重氏(写真左)と、同店でサービスに従事してきた原田桂子氏(写真右)が二人三脚で立ち上げた。クラシカルかつオーセンティックなフランス料理で、地域に愛される店を目指す。店名は、多彩な色合いをはなつオパールのフランス語に由来し、訪れる人に穏やかで彩りある時間を届けたいという思いが込められている
「メゾン ポール・ボキューズ」元料理長の入砂俊重氏と、同店でマダムを務めてきた原田桂子氏が、恵比寿にフレンチレストラン「opaline(オパラン)」をオープンした。
シェフの入砂氏はフランスの三ツ星・二つ星レストランで修業を積み、帰国後「銀座レカン」副料理長に就任。その後、ひらまつグループに移り、「ブラッスリー ポール・ボキューズ」や「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」などで腕を振るってきた。2016年には「メゾン ポール・ボキューズ」料理長に就任し、多くのゲストを‟記憶に残る料理“とともにもてなしてきた、フランス料理界のエリートである。マダムである原田桂子氏は㈱ひらまつに入社後、ブライダルコンシェルジュとして約100件の婚礼を担当。その後、店舗立ち上げから関わった「メゾン ポール・ボキューズ」のマダムに07年に就任した。
そんな二人が目指すのは、素材の味を丁寧に引き出したクラシカルなフランス料理を、居心地のよい空間で提供し、ゲストに穏やかで彩りある時間を過ごしてもらえるレストランだ。店名「opaline(オパラン)」は、多彩な色合いをはなつ宝石オパールのフランス語である。店舗名を決める際、原田氏は特定の色を打ち出すのではなく、訪れる人が自由で穏やかなひとときを過ごせる、さまざまな顔を持つ色合いを表す言葉がよいと考え、この名前に決めたそうだ。
久しぶりにクラシカルで美味しいフレンチを味わえる空間が東京に誕生した。素材にこだわり、オーセンティックな味わいを丁寧に表現する入砂シェフの一皿一皿を、じっくりと堪能してもらいたい。
「opaline(オパラン)」
https://www.instagram.com/opaline_ebisu_restaurant/






取材・執筆 毛利愼 ✉mohri@ohtapub.co.jp




