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第1回 ㈱CA Holdings 相馬順子氏 × ㈱パレスホテル 常務取締役 パレスホテル東京 総支配人 渡部 勝 氏 Hospitality with Wellness

第1回  「エビアン スパ 東京」のウエルネスの形は パレスホテル東京の5つの提供価値に通じる

【月刊HOTERES 2019年01月号】
2019年01月25日(金)
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ライフスタイル主体へとかじを切った
新生パレスホテルにスパ導入は
必須だった
 

相馬 2017 年の「グローバル・ウエルネス・サミット」で、私は投資家のラウンドテーブルに座っていました。そこでは「ESG(環境、社会、ガバナンス)」という言葉がしきりに使われていて、「よく分からないけど、新しい言葉なのかな」と思っていました。ところが2018 年に入ると日本でも一気にESG が広がり始めて、「ESGでなければいかん」という印象すら感じるほどになってきました。
 
 私なりに考えた結論としては、日本的なESGは「人を大事にすることだろう」と。ホテルの場合であれば、宿泊されているお客さまや働いているスタッフを大事にする。健康的に、精神的に人を大事にすることが、日本的なESG の一番のエッセンスなのかもしれないと考えたのです。
 
 こうした社会的な動きが芽生えてきた今、パレスホテル東京が「エビアン スパ東京」の導入を決めた理由はどこにあったのか、あらためてお伺いしたいと思いました。従来のパレスホテルのイメージと言えば、日本のエスタブリッシュメント、経済界といったワードが並んでいたかと思いますが、リニューアルにあたってどうしてスパを設置する方向へと進むことになったのでしょうか。
 
渡部 10年前にパレスホテル東京のプロジェクトを担当した際、「国産ホテル」を一つのアイデンティティーとして掲げながら、「最上質の日本」をこの場所で表現していこうという思いがありました。そのコンセプトのもと、「ビジネス主体からライフスタイル主体へ」という一つの方向性が軸となりました。
 
 このライフスタイルということは「ホテルライフ」そのものですから、快適な客室空間にとどまらず、豊かな食、健康にかかわるウエルネス施設(ジム、プール、スパ)もまた、ホテルが営業する24 時間の中で重要な位置を占めることになると考えました。
 
 デザイン的なアプローチについては、豊かな自然に囲まれた立地を最大限に活かすために、館内にもナチュラルなものを採り入れながら、インテリアデザイナーが「グランドレジデンス」というコンセプトを掲げ、“第2 の我が家”のような心地よさを追求しました。ロビーに入ると正面に紅葉や緑、水景が見える環境を感じていただけます。
 
 スパについては、いくつかの国内外のオペレーターの方にスパブランドを提案していただきました。その中で「エビアン スパ」が、パレスホテル東京のコンセプトと環境に最もフィットしたと考えています。
 
 パレスホテル東京は「美しい国の、美しい一日がある。」というコンセプトにおいて、5 つの提供価値をホテルのロゴマークである「FファイブIVE DドッツOTS」に託しながら伝えています。一つ一つのドットには、「自然との調和」「グローバルベスト」「真心のおもてなし」「究極のパーソナルタイム」「五感クオリティ」というそれぞれの意味を持たせています。
 
 こうして並べてみると、ファイブドッツにはすべて「ウエルネス」につながる部分があります。これら5 つの提供価値を提案できるオペレーターとして「エビアン スパ」はごく自然な形でとけこんだ印象があります。また、エビアン側にも「ここしかない」とパレスホテル東京を評価していただきましたので、相思相愛によるスタートだったと思っています。
 

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