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2019年12月27日号 サービス・イノベーション-Part2~現場と本部が一体で進めるイノベーション~

160 イノベーション体質の醸成に力を入れる旅館・菊乃家

【月刊HOTERES 2019年12月号】
2019年12月24日(火)
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変化に追われるリーダーのための実践的イノベーションメソッドとして、ホテル業の事例にとどまらず、多く企業変革の現場から生まれた「チェンジング・メソッド」として紹介していた 48種。その Part 2としてお届けする。

1971年生まれ。亜細亜大学卒。(株)船井総合研究所を経て、2004年(株)スコラ・コンサルト入社。120社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人ご意見・ご質問お待ちしておりますがイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)『30代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

okamura-kouichiro@scholar.co.jp

 旅館・菊乃家は、全員でサービスを見直す習慣がある。月に1回は、業務を止めて全員で改良点をオフサイトミーティング形式で話し合い、新しいやり方を少しずつ具現化していくのだ。

 今では当たり前のように、意見を出し合うようになったが、皆で改善点を話し合うことに最初から慣れていた訳ではない。料飲、宿泊、企画、リネン、セクションごとの壁もなかった訳ではないし、他部門のやることに口出しをするのは、最初は大変だった。支配人が起点となって、全員を少しずつ巻き込んでいったから、今のような全員で改善ができるようになってきたのだ。

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